「風俗行ったら人生変わったwww」という映画があるそうで
さて、このエントリーは閑話休題。
「風俗行ったら人生変わったwww」というのは、元々2011年の10月末数日間に渡って2ちゃんねるのスレに「遼太郎」のハンドル名で書き込まれた体験記だ。
それが人気となり「電車男」の様に書籍化された。
そして今これを書いている日から見て明日、2013年11月9日に映画版が公開される。
詳しくは書籍を買うなり、オリジナルのまとめサイトがすぐ検索できるのでそこを参照して欲しいが、以下のような内容。
29歳童貞コミュ障男ニート歴ありの主人公、遼太郎が一念発起して風俗で童貞を捨てる事を決意。
ただし、いきなりソープではハードルが高いという事で、まずはデリヘルで遊ぶ事にした。
そこで現れたヒロイン、19歳のデリ嬢「かよ」の美しさに遼太郎はパニックを起こし過呼吸になってしまう。
かよの適切な処置で遼太郎は回復するが、それがきっかけでかよにマジ惚れした遼太郎はかよを何度も指名し、ついには店外デートにまで発展。
しかし、かよはワケありの女だった。。
かよにつきまとう怪しげな男達。
かよに多額の借金を押し付けた元彼の「ガリガリ」。
かよに借金返済のため風俗を紹介し、その上AV出演をも迫る、危険な雰囲気を漂わせる謎の男「スカウト」。
予想外の強敵の出現に、遼太郎は唯一頼れそうな友人、27歳にして資産数億の投資コンサルタント「晋作」に相談を持ちかける。
「どんな修羅場の覚悟もありますか?」
「それでもかよさんは遼太郎さんに惚れへんかも知れまへんで。」
遼太郎に強い覚悟を迫る晋作。
果たして晋作にはどのよう秘策があるのか?
半沢直樹よろしく、倍返しなるか?
そもそも晋作は敵か味方か?
遼太郎とかよの恋のゆくえは?
全米が泣いた、純愛と涙と笑いと感動の超大作!
かなり調子に乗りすぎた。
全米はない。
トレイラーをみる限り映画版は設定が少し変えられていて、脚色もかなり入っているので、オリジナルを知りたい方には書籍かまとめサイトをオススメする。
まとめサイトなら1、2時間もあれば読破できるはずだ。
ところで、かよの店はデリヘルとあるが、システム的にはホテヘルだ。
元のスレでもそこを突っ込んでいる人がいた。
と、細かい事はさておき。。。。
「良い話だが、出来すぎな気もするな」
と思っていたらアマゾンの書籍版での書評に「某AV監督の創作」と出ていた。
先に書いたようにこれは2ちゃんねるのスレに、遼太郎のハンドル名で投稿されたものだ。
それなのに、件の某監督が2ちゃんねるでSEX相談スレを開いていて、そこでの回答で遼太郎の名前をトリップ付きで使っていた箇所があったらしいのだ。
トリップというのは一見ランダムなアルファベットと数字を組み合わせた何文字かの文字列で、ハンドル名の末尾にくっつけて表示される。
この文字列、本人にしかわからないパスワードから作られる。
同じパスワードを使えばトリップは必ず文字列になる。
逆にトリップからパスワードを知る事はできない。
これは、ハンドル名だけだと同じハンドル名を使ってなりすます輩が出てくるので、間違いなく本人である事を示すためのものだ。
コンピュータのセキュリティに詳しい人なら、一方向ハッシュ関数と言えばわかるだろう。
ただトリップ生成のアルゴリズムが判らないからなんとも言えないが、桁数も少ないので本格的な一方向ハッシュ関数よりは弱いように思える。
いずれにせよ、某監督が遼太郎の名を使い、しかもそこに本物の遼太郎にしか作れないはずのトリップが付いていたという事は、まちがいなく遼太郎イコール某監督、という事だ。
同じ書評に「彼ら(良太郎たち)は某監督の知り合いで、借りたパソコンで回答したときにうっかり名前を書き換えないで回答してしまった、という苦しい言い訳をしている」ともあった。
私にもちょっと苦し紛れに聞こえる。
またコミック版もあって、その書評には「某AV監督の創作で、本人の分身である晋作の口を借りてお説教を垂れるためにかいた作品」のような事が書かれていた。
これも、監督の思いを代弁させているのは晋作である、と考えられる点では賛成だ。
また書籍版の書評で別の人が「風俗店で、遼太郎のように頻繁に同じ嬢を指名したら、普通はなにかあるのではないかと警戒され店のブラックリストに載る。不自然だ」といった事も書かれていた。
確かに遼太郎は三日と空けず、どころかかよの出勤日には必ず予約を入れんばかりの勢い。
普通は警戒されるだろう。
以上のような、監督イコール遼太郎の問題や不自然な指名といった問題はあるが、果たしてそれですべてが監督の創作と確定していいのだろうか?
オリジナルのスレは数日間に渡って夜の8時頃から深夜(初日にいたっては朝方)までかけて投稿されている。
全くの創作をワザワザそんな労力をかけて、しかも2ちゃんねるでいかにも実話のように装って投稿し続けるというのも不自然な気がする。
また良い話なのは確かだから、すべてが全くの創作だと寂しい、というのもある。
そこで、私の考えはこうだ。
監督が遼太郎を名乗っていたのは、先のトリップの話からしてまちがいない。
ただ、投稿者である監督ー遼太郎とは別に、真の遼太郎、そしてかよが実際に存在しているのではなかろうか。
真の遼太郎は風俗か何かきっかけは判らないが、ともかくかよと出会い、恋におちた。
かよの事を知るにつれ、真の遼太郎はかよがなんらかの事情でスカウトからAVへの出演を迫られていると知った。
幸い、真の遼太郎にはそういった事情に詳しい友人、または親戚がいた。
それこそが某AV監督だ。
某監督は事情をきいて仲裁に入り、万事めでたく収めた。
この件が最終的にはそれなりか、かなりか知らないが、ともかく良い結末になったのでちょっと語ってみたくなった。
現実で晋作の役割を果たした監督が、人助けした時の話をちょっぴり自慢げに披露してみたくなったのかも知れない。
2ちゃんねるなら反応もすぐに判る。
そこで監督は、そのままでは「良かったね」で終わる程度だった話を脚色し、自分の分身、晋作に自分の思いを語らせるようにして構成して、あたかも当事者の遼太郎が語る形をとって投稿した。
ちょっと不自然な部分は現実には無かったストーリーか誇張された脚色。
あるいは反応を見ながらアドリブで追加したエピソードもあったかも知れない。
また実際には無かった会話を上手くいれて自分の思いを晋作に語らせたため、お説教じみて聞こえる箇所がある。
ただし、それなら何も名前を変えずに監督自身の名前で投稿すれば良かったのではないか、と言う疑問はある。
これは恐らくこう言う事かも知れない。
監督はもちろんAVを作っているしSEX相談のスレも持っていて名が知られている。
先の推測で監督は仲裁役としたが、これを監督自身の立場から書くと、まるっきりの自慢話になる。
それでも話がとても良い話として高く評価されれば良いが、そうでなければ「その程度の事で何を自慢げに。。」と思われてしまう。
脚色したとはいえ、高い評価を得られる保証はどこにもない。
そうでなくともネラーの中には評価がかなり辛口な人もいるのだ。
名が知られている以上は自分の評価が下がるかも知れない事は避けたかった。
それよりも何よりも、スカウトを悪者にしていると言う事で、これは監督自身の仕事に欠かせない女優の供給源を自ら否定する事になってしまう。
だから視点を遼太郎にして、監督自身の名を出す事は避けた。
そうせざるを得なかった。
いずれにしても、何もかも憶測に過ぎない。
本当のところはどうなのか、真相は闇の中だ。
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それが人気となり「電車男」の様に書籍化された。
そして今これを書いている日から見て明日、2013年11月9日に映画版が公開される。
詳しくは書籍を買うなり、オリジナルのまとめサイトがすぐ検索できるのでそこを参照して欲しいが、以下のような内容。
29歳童貞コミュ障男ニート歴ありの主人公、遼太郎が一念発起して風俗で童貞を捨てる事を決意。
ただし、いきなりソープではハードルが高いという事で、まずはデリヘルで遊ぶ事にした。
そこで現れたヒロイン、19歳のデリ嬢「かよ」の美しさに遼太郎はパニックを起こし過呼吸になってしまう。
かよの適切な処置で遼太郎は回復するが、それがきっかけでかよにマジ惚れした遼太郎はかよを何度も指名し、ついには店外デートにまで発展。
しかし、かよはワケありの女だった。。
かよにつきまとう怪しげな男達。
かよに多額の借金を押し付けた元彼の「ガリガリ」。
かよに借金返済のため風俗を紹介し、その上AV出演をも迫る、危険な雰囲気を漂わせる謎の男「スカウト」。
予想外の強敵の出現に、遼太郎は唯一頼れそうな友人、27歳にして資産数億の投資コンサルタント「晋作」に相談を持ちかける。
「どんな修羅場の覚悟もありますか?」
「それでもかよさんは遼太郎さんに惚れへんかも知れまへんで。」
遼太郎に強い覚悟を迫る晋作。
果たして晋作にはどのよう秘策があるのか?
半沢直樹よろしく、倍返しなるか?
そもそも晋作は敵か味方か?
遼太郎とかよの恋のゆくえは?
全米が泣いた、純愛と涙と笑いと感動の超大作!
かなり調子に乗りすぎた。
全米はない。
トレイラーをみる限り映画版は設定が少し変えられていて、脚色もかなり入っているので、オリジナルを知りたい方には書籍かまとめサイトをオススメする。
まとめサイトなら1、2時間もあれば読破できるはずだ。
ところで、かよの店はデリヘルとあるが、システム的にはホテヘルだ。
元のスレでもそこを突っ込んでいる人がいた。
と、細かい事はさておき。。。。
「良い話だが、出来すぎな気もするな」
と思っていたらアマゾンの書籍版での書評に「某AV監督の創作」と出ていた。
先に書いたようにこれは2ちゃんねるのスレに、遼太郎のハンドル名で投稿されたものだ。
それなのに、件の某監督が2ちゃんねるでSEX相談スレを開いていて、そこでの回答で遼太郎の名前をトリップ付きで使っていた箇所があったらしいのだ。
トリップというのは一見ランダムなアルファベットと数字を組み合わせた何文字かの文字列で、ハンドル名の末尾にくっつけて表示される。
この文字列、本人にしかわからないパスワードから作られる。
同じパスワードを使えばトリップは必ず文字列になる。
逆にトリップからパスワードを知る事はできない。
これは、ハンドル名だけだと同じハンドル名を使ってなりすます輩が出てくるので、間違いなく本人である事を示すためのものだ。
コンピュータのセキュリティに詳しい人なら、一方向ハッシュ関数と言えばわかるだろう。
ただトリップ生成のアルゴリズムが判らないからなんとも言えないが、桁数も少ないので本格的な一方向ハッシュ関数よりは弱いように思える。
いずれにせよ、某監督が遼太郎の名を使い、しかもそこに本物の遼太郎にしか作れないはずのトリップが付いていたという事は、まちがいなく遼太郎イコール某監督、という事だ。
同じ書評に「彼ら(良太郎たち)は某監督の知り合いで、借りたパソコンで回答したときにうっかり名前を書き換えないで回答してしまった、という苦しい言い訳をしている」ともあった。
私にもちょっと苦し紛れに聞こえる。
またコミック版もあって、その書評には「某AV監督の創作で、本人の分身である晋作の口を借りてお説教を垂れるためにかいた作品」のような事が書かれていた。
これも、監督の思いを代弁させているのは晋作である、と考えられる点では賛成だ。
また書籍版の書評で別の人が「風俗店で、遼太郎のように頻繁に同じ嬢を指名したら、普通はなにかあるのではないかと警戒され店のブラックリストに載る。不自然だ」といった事も書かれていた。
確かに遼太郎は三日と空けず、どころかかよの出勤日には必ず予約を入れんばかりの勢い。
普通は警戒されるだろう。
以上のような、監督イコール遼太郎の問題や不自然な指名といった問題はあるが、果たしてそれですべてが監督の創作と確定していいのだろうか?
オリジナルのスレは数日間に渡って夜の8時頃から深夜(初日にいたっては朝方)までかけて投稿されている。
全くの創作をワザワザそんな労力をかけて、しかも2ちゃんねるでいかにも実話のように装って投稿し続けるというのも不自然な気がする。
また良い話なのは確かだから、すべてが全くの創作だと寂しい、というのもある。
そこで、私の考えはこうだ。
監督が遼太郎を名乗っていたのは、先のトリップの話からしてまちがいない。
ただ、投稿者である監督ー遼太郎とは別に、真の遼太郎、そしてかよが実際に存在しているのではなかろうか。
真の遼太郎は風俗か何かきっかけは判らないが、ともかくかよと出会い、恋におちた。
かよの事を知るにつれ、真の遼太郎はかよがなんらかの事情でスカウトからAVへの出演を迫られていると知った。
幸い、真の遼太郎にはそういった事情に詳しい友人、または親戚がいた。
それこそが某AV監督だ。
某監督は事情をきいて仲裁に入り、万事めでたく収めた。
この件が最終的にはそれなりか、かなりか知らないが、ともかく良い結末になったのでちょっと語ってみたくなった。
現実で晋作の役割を果たした監督が、人助けした時の話をちょっぴり自慢げに披露してみたくなったのかも知れない。
2ちゃんねるなら反応もすぐに判る。
そこで監督は、そのままでは「良かったね」で終わる程度だった話を脚色し、自分の分身、晋作に自分の思いを語らせるようにして構成して、あたかも当事者の遼太郎が語る形をとって投稿した。
ちょっと不自然な部分は現実には無かったストーリーか誇張された脚色。
あるいは反応を見ながらアドリブで追加したエピソードもあったかも知れない。
また実際には無かった会話を上手くいれて自分の思いを晋作に語らせたため、お説教じみて聞こえる箇所がある。
ただし、それなら何も名前を変えずに監督自身の名前で投稿すれば良かったのではないか、と言う疑問はある。
これは恐らくこう言う事かも知れない。
監督はもちろんAVを作っているしSEX相談のスレも持っていて名が知られている。
先の推測で監督は仲裁役としたが、これを監督自身の立場から書くと、まるっきりの自慢話になる。
それでも話がとても良い話として高く評価されれば良いが、そうでなければ「その程度の事で何を自慢げに。。」と思われてしまう。
脚色したとはいえ、高い評価を得られる保証はどこにもない。
そうでなくともネラーの中には評価がかなり辛口な人もいるのだ。
名が知られている以上は自分の評価が下がるかも知れない事は避けたかった。
それよりも何よりも、スカウトを悪者にしていると言う事で、これは監督自身の仕事に欠かせない女優の供給源を自ら否定する事になってしまう。
だから視点を遼太郎にして、監督自身の名を出す事は避けた。
そうせざるを得なかった。
いずれにしても、何もかも憶測に過ぎない。
本当のところはどうなのか、真相は闇の中だ。
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