あなたーっ!
都内某所のたちんぼ街を歩いていると、ある女に声をかけられた。アジア系の顔立ちなのは判るが、比較的若い女だった。
その頃、すでにこの場所はかつてのアジアンはもとより白人やら黒人やら、しかも若い女がよりどりみどりで立っていた、という時代はとうの昔の事になっていた。
今やアジアンか南米のオバサン、あるいは釜がほとんどで、その数もちらほらとしかいない状況だった。
そんな時に若い子が見つかるとはラッキーと、お相手する事にした。
と。。。
ホテルに入って期待を裏切られた。暗がりでは若く見えたが、明るい場所で見ると恐らく30代後半以上。全く若くない。
救いは、ブサイクではなく愛嬌がある、一緒にいて落ち着く顔立ちだった事だ。
女はヨウと名乗った。名乗った通りに書いたが、たちんぼが本名を名乗る事はないはずだからそのまま書く。
「お兄さん、カッコイイね」
たちんぼに言われても仕方がないが、悪い気はしない。
タイから来て、日本人と結婚していたが別れたそうだ。
まあどこまで本当かは判らない。
その日はやる事をやっておしまいだった。
しばらくしてまたそのたちんぼ街に足を向けた。
「お兄さん、久しぶりぃー」
と声をかけてくる女がいる。
ヨウだった。
「あ、ヨウ。俺のこと覚えてたんだ」
「忘れないよー。お兄さんもヨウの名前覚えててくれたんだ。ウレシイ!」
当然その日の相手もヨウになった。
それからと言うもの、その街に足を向けると、ヨウが居る時は必ずつかまった。
ある日の事。ヨウと一戦を済ませて二人でベッドの上で余韻に浸っていた時の事。
「憲好さんと一緒にいるとヨウ幸せ。憲好さん優しくてカッコイイから」
その頃には私もヨウに名前を教えてあった。
「本当か?じゃあ結婚するか?」
冗談でからかったつもりだったがヨウは急に上半身を起こして真剣な目で
「本当に?ね、本当に??」
あまりの真剣さと気迫に押されて、つい
「うん、本当だよ」
と言ってしまった。
ヨウはいきなり顔を近づけ長いディープキスをすると、「もう一回ね、もう一回」と萎えていた一物をしゃぶり始めた。
そしてその日は二回戦した。
二回戦後の余韻に浸っている時、ヨウは「今度憲好さんみたら、あなたーっ!て呼ぶよ。他の子に、私の旦那になる人って紹介するよ。本当にいい?!」
やはり真剣な表情におされて「もちろんいいよ」と答えてしまった。
さらに、「他の女と遊んだら、チンチン切るよ!ホントだよ!」と釘まで刺された。
そして再びそのたちんぼ街に足を向けた。今度はいつもヨウが立っている路と違う路に入った。しばらくヨウばかりとしていたので、たまには別の女と遊びたかったのだ。
路を違えればヨウと遇う事もバレる事も無いだろうと思っての事だ。
そこには4人ばかり女が立っていた。
物色しようと近寄ると。。。
「あなたーっ!」
女の一人が甲高い大きな声で私を呼んだ。もちろんヨウだった。
たまたまその日はこの路にいたのだ。
ヨウは他の3人に、本当に私の事を将来旦那になる人と紹介した。
女たちは冷やかすような声をだして笑いながら私とヨウをからかった。
その日から、夫婦なんだから、とヨウは生中だしでさせてくれるようになった。
ピルを飲んでいるので、妊娠の心配はない。
「あなた、あなたーっ!」
腰を突くとヨウは何度もそう叫んでヨガった。今までにないヨガりかただ。
「あなたっ!イクっ!一緒にっ!一緒にぃーっ!!」
「ヨウ!イクよっ!イクよイクよっ!!あぁーっ!!」
二人はほぼ同時に果てたようだ。
私も本当に夫婦になったように錯覚していつもより興奮した。痛いくらいに硬くなった一物から妻の胎内に夫の精をドクドクと発射した。
いつもは射精後は、急速に気持ちが覚めて、こんな女とやっちゃったな、さっさと帰りたいな、と思っていた。
だがこの時はなぜかヨウが愛おしく感じられた。
ヨウを抱き締めると、ヨウはトロンとした目付きで私を見て微笑み、しがみついてきた。
たちんぼと気持ち入りたるまぐわいに
夫婦の契り安らぎの時
この時携帯番号を交換して、その後何度か「夫婦の契り」を交わしたが、前に「フィリピン人の処女」で書いたように給料が出たり出なかったりと経済的に問題が出て来たため会えなくなった。
いくら「夫婦」でもタダマンになる訳ではなく「生活費」という事で払うものは払わなくてはならなかったからだ。
元々私は本気で夫婦になるつもりは無かった。
ヨウも、もし本当に結婚できれば結婚ビザがとれたり生活が楽になるから有利、くらいの考えしか無く、決して本気で好きになった訳ではなかったはずだ、と思う。
しばらくは時折「あなた給料でるようになった?」とメッセージが来たが、「まだ。給料出るようになったらまた会おう」と返し続けていると、やがて連絡が来なくなった。
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その頃、すでにこの場所はかつてのアジアンはもとより白人やら黒人やら、しかも若い女がよりどりみどりで立っていた、という時代はとうの昔の事になっていた。
今やアジアンか南米のオバサン、あるいは釜がほとんどで、その数もちらほらとしかいない状況だった。
そんな時に若い子が見つかるとはラッキーと、お相手する事にした。
と。。。
ホテルに入って期待を裏切られた。暗がりでは若く見えたが、明るい場所で見ると恐らく30代後半以上。全く若くない。
救いは、ブサイクではなく愛嬌がある、一緒にいて落ち着く顔立ちだった事だ。
女はヨウと名乗った。名乗った通りに書いたが、たちんぼが本名を名乗る事はないはずだからそのまま書く。
「お兄さん、カッコイイね」
たちんぼに言われても仕方がないが、悪い気はしない。
タイから来て、日本人と結婚していたが別れたそうだ。
まあどこまで本当かは判らない。
その日はやる事をやっておしまいだった。
しばらくしてまたそのたちんぼ街に足を向けた。
「お兄さん、久しぶりぃー」
と声をかけてくる女がいる。
ヨウだった。
「あ、ヨウ。俺のこと覚えてたんだ」
「忘れないよー。お兄さんもヨウの名前覚えててくれたんだ。ウレシイ!」
当然その日の相手もヨウになった。
それからと言うもの、その街に足を向けると、ヨウが居る時は必ずつかまった。
ある日の事。ヨウと一戦を済ませて二人でベッドの上で余韻に浸っていた時の事。
「憲好さんと一緒にいるとヨウ幸せ。憲好さん優しくてカッコイイから」
その頃には私もヨウに名前を教えてあった。
「本当か?じゃあ結婚するか?」
冗談でからかったつもりだったがヨウは急に上半身を起こして真剣な目で
「本当に?ね、本当に??」
あまりの真剣さと気迫に押されて、つい
「うん、本当だよ」
と言ってしまった。
ヨウはいきなり顔を近づけ長いディープキスをすると、「もう一回ね、もう一回」と萎えていた一物をしゃぶり始めた。
そしてその日は二回戦した。
二回戦後の余韻に浸っている時、ヨウは「今度憲好さんみたら、あなたーっ!て呼ぶよ。他の子に、私の旦那になる人って紹介するよ。本当にいい?!」
やはり真剣な表情におされて「もちろんいいよ」と答えてしまった。
さらに、「他の女と遊んだら、チンチン切るよ!ホントだよ!」と釘まで刺された。
そして再びそのたちんぼ街に足を向けた。今度はいつもヨウが立っている路と違う路に入った。しばらくヨウばかりとしていたので、たまには別の女と遊びたかったのだ。
路を違えればヨウと遇う事もバレる事も無いだろうと思っての事だ。
そこには4人ばかり女が立っていた。
物色しようと近寄ると。。。
「あなたーっ!」
女の一人が甲高い大きな声で私を呼んだ。もちろんヨウだった。
たまたまその日はこの路にいたのだ。
ヨウは他の3人に、本当に私の事を将来旦那になる人と紹介した。
女たちは冷やかすような声をだして笑いながら私とヨウをからかった。
その日から、夫婦なんだから、とヨウは生中だしでさせてくれるようになった。
ピルを飲んでいるので、妊娠の心配はない。
「あなた、あなたーっ!」
腰を突くとヨウは何度もそう叫んでヨガった。今までにないヨガりかただ。
「あなたっ!イクっ!一緒にっ!一緒にぃーっ!!」
「ヨウ!イクよっ!イクよイクよっ!!あぁーっ!!」
二人はほぼ同時に果てたようだ。
私も本当に夫婦になったように錯覚していつもより興奮した。痛いくらいに硬くなった一物から妻の胎内に夫の精をドクドクと発射した。
いつもは射精後は、急速に気持ちが覚めて、こんな女とやっちゃったな、さっさと帰りたいな、と思っていた。
だがこの時はなぜかヨウが愛おしく感じられた。
ヨウを抱き締めると、ヨウはトロンとした目付きで私を見て微笑み、しがみついてきた。
たちんぼと気持ち入りたるまぐわいに
夫婦の契り安らぎの時
この時携帯番号を交換して、その後何度か「夫婦の契り」を交わしたが、前に「フィリピン人の処女」で書いたように給料が出たり出なかったりと経済的に問題が出て来たため会えなくなった。
いくら「夫婦」でもタダマンになる訳ではなく「生活費」という事で払うものは払わなくてはならなかったからだ。
元々私は本気で夫婦になるつもりは無かった。
ヨウも、もし本当に結婚できれば結婚ビザがとれたり生活が楽になるから有利、くらいの考えしか無く、決して本気で好きになった訳ではなかったはずだ、と思う。
しばらくは時折「あなた給料でるようになった?」とメッセージが来たが、「まだ。給料出るようになったらまた会おう」と返し続けていると、やがて連絡が来なくなった。
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