伝言ダイアル 不思議な処女膜
かつて伝言ダイアルが一世を風靡していた頃のお話し。
伝言ダイアルと言っても、かつてNTTが提供していた伝言ダイアルではなく、風俗紙や大衆雑誌に広告が出ていた、業者が有料で提供していた伝言ダイアルサービスでの話だ。
ある日、私の伝言ボックスにメッセージが入っていた。昔の話なので、まだ淫行条例施行前の話だが、十○才の女の子からのメッセージだった。事情があって、会いたい、という事だった。
メッセージが入ってからそれほど時間が経ってはいなかったので、返事を返すと、30分ほどで再びメッセージが入ってきた。
伝言ボックスを通じてお互いの携帯番号を交換し、直接話をし、その日のうちに会う事になった。
やってきた女の子、仮名ミユキは、ちょっと大人びた感じで、自称していた十○才が事実かどうかはやや疑わしかったが、若い事は確かだ。茶髪でややきつめの顔だち、「遊んでいる子」という雰囲気だ。後で聞いたのだが、男友達の家を泊まり歩いたりもしているという事で、やはり雰囲気通りの子だ。
ホテルに入り、お互い生まれたままの姿になるとミユキは私の下半身に眼をやった。
「勃ってないーっ!」
と、ミユキは不満そうに拗ね、まだ柔らかい私の陽根をつかむやぐいぐいと引っ張り私をバスルームへと連行した。
シャワーを浴びて二人でベッドに横たわる。
私はミユキの若い柔肌を愛撫し始めた。ややぽっちゃりした体つきだが、小ぶりな乳房をゆっくりと揉みながら、乳首を口に含み、舌先で突起を転がすと、それは次第に硬さを帯びた。
「ア…アン…」
ミユキが感じはじめる。
舌と唇でミユキの体を愛撫する。それがミユキの秘所に至った。そこは若い蜜で濡れそぼっていた。
秘密の裂け目を指で広げてミユキの壺から溢れだしている霊薬を味わっている時だった。
「あれ?」
声には出さずに私は訝しんだ。
ミユキの秘門の入口に、2ミリくらいの厚さの、襞状の何かがある。その襞の中ほどに穴が開いているのだ。穴の大きさは小さく、小指ですら入らないほどだ。
最初は、ラビアピアスの穴が拡がった穴かと思ったが、良くみるとそうではない。ミユキの割れ目の端にある突起を指で愛撫しながら良く見ると、ラビアはラビアで別にあり、秘門から出ている襞は全く別の何かだ。
襞は秘門の左側から出ていた。よくよく見てみればわずかな襞の名残りが反対の右側にもあった。秘門の上下は、襞が断裂して裂けた跡のように見えた。
私には思い当たる事があった。色気づいた頃から、セックステクニック本から奈良林祥氏の真面目(?)な性学書まで読み漁っていた私は、処女膜の穴は普通一つが中ほどに開いているだけだが、中には二つ以上の穴が開いていたり、全く穴が開いていない女の子もいる、という事を知っていた
本当のところは医者が見なければ分からないが、おそらくミユキの処女膜は二ツ穴状処女膜、または中隔処女膜と呼ばれる、二つの穴が開いた処女膜だったのだろう。ミユキが処女喪失した時、片側の穴だけが裂けて、もう一方が残ったわけだ。
左側の襞に開いた穴に小指の先を入れてみる。
「痛ッ!」
ミユキが苦痛の声を上げたので、ごめんと謝りすぐに止めた。
ミユキの敏感な小さな蕾をいじり続けていると、ミユキは感じた声をあげはじめ、やがて体を震わせながら絶頂に達した。
「外に出すから、生で挿れてもいい?」
一度絶頂に達していたミユキはトロンとした目つきで私を見ながらうなづいた。
「安全日だから…中でいいよ…」
若い娘の肉壺を生で味わいながら、ミユキを上から貫き腰を動かし続けていると、ミユキの体を再び快楽のうねりが襲いはじめた。
二度目は最初の時よりも早かった。
「ク…クゥッ!!」
呻き声とともにミユキが達した。
その後を追って、私もミユキの腹の中を、白く濁った粘液で汚した。
ミユキの家は成田市にあり、わざわざ東京まで三時間近くをかけて来ていた。だから、事が終わったのが午後の8時頃ではあったがこれからまた成田まで帰るのはかったるいというので、ミユキは今夜東京の男友達のところに泊まるつもりだった。その男友達が家に帰るまで時間があるので、ホテルで一時間ほど時間を潰す事になった。
「ねえ、おにいさん、今度会ったときはタダでいいよ。」
シャワーを済ませてベッドに腰かけると、突然ミユキがそんな事を言った。
「え?なんで?」
「二回もイったの初めてで、すごく気持ちよかったから。」
そう言うとミユキはバッグからシャープペンシルと手帳を取り出して、手帳のページを一枚破ると、そこに「憲好さん。今度はタダ」と書いて、はい、と私に手渡した。
「どうも…ありがとう…」
私は紙片を受け取って自分のバッグに入れた。なんだか無料券みたいだ、と思った。
二人してベッドの端に腰をおろして他愛のない話をしていると、ミユキは突然芯を出していないシャープペンシルで私の肩に何かを書きはじめた。
「何て書いてるの?」
ミユキは相変わらずトロンとした目つきのまま私を見ながら悪戯っぽく微笑むと、
「内緒。今度会ったときに教えてあげる。」
と言って続きの字を書き始めた。
そうこうしているうちに良い時間になったので、ミユキは男友達に電話をかけ、家にいる事を確認した。
「今日はありがとう。楽しかった。」
「あたしも楽しかったよ。今度ホントにタダでいいから、また連絡してね。」
そう言い合ってミユキと別れた。
そういえば、ミユキは事が終わった後のシャワーで、秘所をしっかりとは洗わずに軽く体を流しただけだった。ミユキが今夜泊まる家の男友達もきっとミユキの体を堪能するのだろうが、僅かにでも私の汚液が残っているミユキの秘部を舐めたり、生挿れする事になるのかと思うと、いささか気の毒になった。
うら若き乙女の証残り華を
見ればめづらし孔開きたると
一週間ほどして、ミユキにまた電話をした。次の週末会えないかと聞いてみたが、そこは都合が悪いということだった。
翌週また電話をしてみたが、今度はミユキは電話に出なかった。少し待ってからもう一度電話をしたら、電話はつながったもののすぐに切られてしまった。
たぶん、こういう事だろう。ミユキは、二回もイカされたのは本当に初めてで、ただの快楽と、私を好きになったという感情とを錯覚した。だから、もう一度会いたいがために、次回はタダで、などと言った。
しかし、後から冷静になり一時の感情の夢から覚めた。そうなると、私と会ったら少なくとも次の一回はタダマンにならざるをえない。その後も継続的に会えるなら良いが、そんな保障はどこにもない。だから一方的に連絡を絶ったわけだ。
もしその通りだとするならば、快楽と好きを混同したり、無料券みたいな子供じみた事をするところなどからすると、やはり十○才は、本当だったのかもしれない。
会いたくないものを無理に会おうとするほど私はバカではないので、その後ミユキに連絡しなかった。だから、ミユキが私の肩に何と書いていたのかは、結局わからずじまいとなった。まあおそらく、「すきです」とか「愛してます」とか、その類の事だろう。
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伝言ダイアルと言っても、かつてNTTが提供していた伝言ダイアルではなく、風俗紙や大衆雑誌に広告が出ていた、業者が有料で提供していた伝言ダイアルサービスでの話だ。
ある日、私の伝言ボックスにメッセージが入っていた。昔の話なので、まだ淫行条例施行前の話だが、十○才の女の子からのメッセージだった。事情があって、会いたい、という事だった。
メッセージが入ってからそれほど時間が経ってはいなかったので、返事を返すと、30分ほどで再びメッセージが入ってきた。
伝言ボックスを通じてお互いの携帯番号を交換し、直接話をし、その日のうちに会う事になった。
やってきた女の子、仮名ミユキは、ちょっと大人びた感じで、自称していた十○才が事実かどうかはやや疑わしかったが、若い事は確かだ。茶髪でややきつめの顔だち、「遊んでいる子」という雰囲気だ。後で聞いたのだが、男友達の家を泊まり歩いたりもしているという事で、やはり雰囲気通りの子だ。
ホテルに入り、お互い生まれたままの姿になるとミユキは私の下半身に眼をやった。
「勃ってないーっ!」
と、ミユキは不満そうに拗ね、まだ柔らかい私の陽根をつかむやぐいぐいと引っ張り私をバスルームへと連行した。
シャワーを浴びて二人でベッドに横たわる。
私はミユキの若い柔肌を愛撫し始めた。ややぽっちゃりした体つきだが、小ぶりな乳房をゆっくりと揉みながら、乳首を口に含み、舌先で突起を転がすと、それは次第に硬さを帯びた。
「ア…アン…」
ミユキが感じはじめる。
舌と唇でミユキの体を愛撫する。それがミユキの秘所に至った。そこは若い蜜で濡れそぼっていた。
秘密の裂け目を指で広げてミユキの壺から溢れだしている霊薬を味わっている時だった。
「あれ?」
声には出さずに私は訝しんだ。
ミユキの秘門の入口に、2ミリくらいの厚さの、襞状の何かがある。その襞の中ほどに穴が開いているのだ。穴の大きさは小さく、小指ですら入らないほどだ。
最初は、ラビアピアスの穴が拡がった穴かと思ったが、良くみるとそうではない。ミユキの割れ目の端にある突起を指で愛撫しながら良く見ると、ラビアはラビアで別にあり、秘門から出ている襞は全く別の何かだ。
襞は秘門の左側から出ていた。よくよく見てみればわずかな襞の名残りが反対の右側にもあった。秘門の上下は、襞が断裂して裂けた跡のように見えた。
私には思い当たる事があった。色気づいた頃から、セックステクニック本から奈良林祥氏の真面目(?)な性学書まで読み漁っていた私は、処女膜の穴は普通一つが中ほどに開いているだけだが、中には二つ以上の穴が開いていたり、全く穴が開いていない女の子もいる、という事を知っていた
本当のところは医者が見なければ分からないが、おそらくミユキの処女膜は二ツ穴状処女膜、または中隔処女膜と呼ばれる、二つの穴が開いた処女膜だったのだろう。ミユキが処女喪失した時、片側の穴だけが裂けて、もう一方が残ったわけだ。
左側の襞に開いた穴に小指の先を入れてみる。
「痛ッ!」
ミユキが苦痛の声を上げたので、ごめんと謝りすぐに止めた。
ミユキの敏感な小さな蕾をいじり続けていると、ミユキは感じた声をあげはじめ、やがて体を震わせながら絶頂に達した。
「外に出すから、生で挿れてもいい?」
一度絶頂に達していたミユキはトロンとした目つきで私を見ながらうなづいた。
「安全日だから…中でいいよ…」
若い娘の肉壺を生で味わいながら、ミユキを上から貫き腰を動かし続けていると、ミユキの体を再び快楽のうねりが襲いはじめた。
二度目は最初の時よりも早かった。
「ク…クゥッ!!」
呻き声とともにミユキが達した。
その後を追って、私もミユキの腹の中を、白く濁った粘液で汚した。
ミユキの家は成田市にあり、わざわざ東京まで三時間近くをかけて来ていた。だから、事が終わったのが午後の8時頃ではあったがこれからまた成田まで帰るのはかったるいというので、ミユキは今夜東京の男友達のところに泊まるつもりだった。その男友達が家に帰るまで時間があるので、ホテルで一時間ほど時間を潰す事になった。
「ねえ、おにいさん、今度会ったときはタダでいいよ。」
シャワーを済ませてベッドに腰かけると、突然ミユキがそんな事を言った。
「え?なんで?」
「二回もイったの初めてで、すごく気持ちよかったから。」
そう言うとミユキはバッグからシャープペンシルと手帳を取り出して、手帳のページを一枚破ると、そこに「憲好さん。今度はタダ」と書いて、はい、と私に手渡した。
「どうも…ありがとう…」
私は紙片を受け取って自分のバッグに入れた。なんだか無料券みたいだ、と思った。
二人してベッドの端に腰をおろして他愛のない話をしていると、ミユキは突然芯を出していないシャープペンシルで私の肩に何かを書きはじめた。
「何て書いてるの?」
ミユキは相変わらずトロンとした目つきのまま私を見ながら悪戯っぽく微笑むと、
「内緒。今度会ったときに教えてあげる。」
と言って続きの字を書き始めた。
そうこうしているうちに良い時間になったので、ミユキは男友達に電話をかけ、家にいる事を確認した。
「今日はありがとう。楽しかった。」
「あたしも楽しかったよ。今度ホントにタダでいいから、また連絡してね。」
そう言い合ってミユキと別れた。
そういえば、ミユキは事が終わった後のシャワーで、秘所をしっかりとは洗わずに軽く体を流しただけだった。ミユキが今夜泊まる家の男友達もきっとミユキの体を堪能するのだろうが、僅かにでも私の汚液が残っているミユキの秘部を舐めたり、生挿れする事になるのかと思うと、いささか気の毒になった。
うら若き乙女の証残り華を
見ればめづらし孔開きたると
一週間ほどして、ミユキにまた電話をした。次の週末会えないかと聞いてみたが、そこは都合が悪いということだった。
翌週また電話をしてみたが、今度はミユキは電話に出なかった。少し待ってからもう一度電話をしたら、電話はつながったもののすぐに切られてしまった。
たぶん、こういう事だろう。ミユキは、二回もイカされたのは本当に初めてで、ただの快楽と、私を好きになったという感情とを錯覚した。だから、もう一度会いたいがために、次回はタダで、などと言った。
しかし、後から冷静になり一時の感情の夢から覚めた。そうなると、私と会ったら少なくとも次の一回はタダマンにならざるをえない。その後も継続的に会えるなら良いが、そんな保障はどこにもない。だから一方的に連絡を絶ったわけだ。
もしその通りだとするならば、快楽と好きを混同したり、無料券みたいな子供じみた事をするところなどからすると、やはり十○才は、本当だったのかもしれない。
会いたくないものを無理に会おうとするほど私はバカではないので、その後ミユキに連絡しなかった。だから、ミユキが私の肩に何と書いていたのかは、結局わからずじまいとなった。まあおそらく、「すきです」とか「愛してます」とか、その類の事だろう。
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